フィレンツェ史(読み)ふぃれんつぇし(その他表記)Istorie Fiorentine

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フィレンツェ史」の意味・わかりやすい解説

フィレンツェ史
ふぃれんつぇし
Istorie Fiorentine

マキャベッリメディチ家のジュリオ・デ・メディチ(後の教皇クレメンス7世)の意を受けて執筆し、1525年に完成した作品。フィレンツェ起源から1492年のロレンツォ・デ・メディチの死に至るまでを扱った史書であるが、その際マキャベッリは、共和国における政治混乱原因戦争仕方などに焦点をあわせ、政治や軍事についての教訓を示そうとしている。

佐々木毅

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む