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フォルステライト forsterite

デジタル大辞泉の解説

フォルステライト(forsterite)

苦土橄欖(かんらん)石の鉱物名。マグネシウムに富む橄欖石誘電率が小さく、高温における絶縁性があるため、碍子や絶縁基板に用いられる。化学式Mg2SiO4

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世界大百科事典 第2版の解説

フォルステライト【forsterite】

苦土カンラン石とも呼ぶ。化学成分Mg2SiO4で示されるカンラン石族の鉱物であるが,Mgの10%までをFeで置換したものを,一般にフォルステライトと呼んでいる。斜方晶系に属し,淡黄色~淡緑色,合成結晶は無色透明,b軸方向に伸びた柱状または粒状,よい結晶面を示すことはまれである。モース硬度7,比重3.222,カンラン岩の主成分鉱物であるが,未変成の石質隕石やドロマイト質接触変成岩中にも出現する。【青木 謙一郎】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォルステライト

苦土橄欖石」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のフォルステライトの言及

【カンラン石(橄欖石)】より

…重要な造岩鉱物の一つであり,斜方晶系に属し,化学組成はR2SiO4(ここでRはMg,Fe,Mn,Caなど)で表される一群の鉱物の総称である。端成分はフォルステライトforsterite(苦土カンラン石)Mg2SiO4,フェアライトfayalite(鉄カンラン石)Fe2SiO4,テフロアイトtephroite(テフロ石)Mn2SiO4とモンチセライトmonticellite CaMgSiO4と名付けられている。天然産のもののほとんどすべてはフォルステライトのMgのうちの一部分(5~40%)がFeによって置換されたものであり,それらのものを単にカンラン石(フォルステライト‐フェアライトの固溶体系列)と呼ぶことが多い。…

【カンラン石(橄欖石)】より

…重要な造岩鉱物の一つであり,斜方晶系に属し,化学組成はR2SiO4(ここでRはMg,Fe,Mn,Caなど)で表される一群の鉱物の総称である。端成分はフォルステライトforsterite(苦土カンラン石)Mg2SiO4,フェアライトfayalite(鉄カンラン石)Fe2SiO4,テフロアイトtephroite(テフロ石)Mn2SiO4とモンチセライトmonticellite CaMgSiO4と名付けられている。天然産のもののほとんどすべてはフォルステライトのMgのうちの一部分(5~40%)がFeによって置換されたものであり,それらのものを単にカンラン石(フォルステライト‐フェアライトの固溶体系列)と呼ぶことが多い。…

※「フォルステライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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