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フタバスズキリュウ ふたばすずきりゅうFutabasaurus suzukii

知恵蔵の解説

フタバスズキリュウ

約8500万年前の大型海生は虫類の首長竜化石の1つ。1968年に福島県いわき市大久川河岸の白亜系双葉層群で見つかり、2006年、佐藤たまき、長谷川善和、真鍋真により英国古生物学会誌に記載され、新種として学名が有効となった。主要な特徴は(1)目と外鼻孔が前後に離れている、(2)上腕骨が大腿骨と比し特に長く頑丈、(3)鎖骨と間鎖骨の癒合体の形状が独特、(4)同時代のエラスモサウルス類にしては橈(とう)骨・尺骨や脛(けい)骨・腓(ひ)骨が比較的長い。推定全長6〜9m。発見したのは当時高校生の鈴木直で、脊椎骨・肋骨など数点を発見。さらに長谷川善和、小畠郁生が発掘・研究し、骨格レプリカが展示された。化石として保存されていたのは骨格のうち約70%。系統進化や古生物地理の資料として貴重。国立科学博物館のほかいわき市石炭・化石館などにレプリカが展示されている。

(小畠郁生 国立科学博物館名誉館員 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フタバスズキリュウ

フタバサウルス」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フタバスズキリュウ
ふたばすずきりゅう

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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