フランクフルト会議(読み)フランクフルトかいぎ

改訂新版 世界大百科事典 「フランクフルト会議」の意味・わかりやすい解説

フランクフルト会議 (フランクフルトかいぎ)

カロリング朝時代にフランクフルトアムマインではたびたび教会会議が開かれたが,特に著名なのは794年カール大帝によって召集されたもの。スペインのトレド大司教エリパンドゥスElipandusの唱えた〈キリスト養子説〉に対する態度を決定するために開かれ,アルクインらがこれに反論した。さらに第2ニカエア公会議(787)が聖像崇敬礼拝とを区別するという論理でこの問題決着をつけたことに対し,この解釈異端として排斥した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む