フリードリヒ・ヴィルヘルム(大選帝侯)(英語表記)Friedrich Wilhelm (der Große Kurfürst)

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

フリードリヒ・ヴィルヘルム(大選帝侯)(フリードリヒ・ヴィルヘルム(だいせんていこう))
Friedrich Wilhelm (der Große Kurfürst)

1620~88(在位1640~88)

ブランデンブルク選帝侯。巧妙な外交政略によりホーエンツォレルン家領土を拡大,プロイセンに対するポーランド宗主権を排除して後年プロイセン王国中核を築いた。対内的にはグーツヘルシャフト容認とひきかえに貴族勢力を一元的官僚行政のもとに組み込み,税制,軍制の整備拡充によって絶対主義の基を開いた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android