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ブラシェ Brachet, Jean Louis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブラシェ
Brachet, Jean Louis

[生]1909.3.19. ブリュッセル
[没]1988
ベルギーの動物学者。父のアルバートも動物学者。ブリュッセル自由大学に学び,1934年学位取得。のち同大学教授となる。 H.シュペーマンによって形成体 (オルガナイザー ) の概念が打立てられたのち,発生学の研究は形成体のもつ誘導作用をになっている物質の実体をめぐって行われた。 41年に,ブラシェはこの誘導物質はリボ核酸 RNAであると発表。また蛋白質合成を盛んに行なっている細胞には RNAが多量に存在することを指摘し,蛋白質合成において RNAが重要な役割を果す可能性を示唆した。その他,発生の化学的研究を数多く行い,発生生化学の基礎を確立した。

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