プラスチック工業(読み)プラスチックこうぎょう

百科事典マイペディアの解説

プラスチック工業【プラスチックこうぎょう】

第2次大戦前からセルロイドフェノール樹脂の製造,加工が行われていたが,戦後,各種合成樹脂の登場で急速に発展。特に石油化学工業確立後は一段と飛躍。日本では大手石油化学会社から中小の加工製品メーカーまで約3000社がかかわり,年産約1390万t(1998)である。近年注目されているものに汎用エンプラ(ポリアミドポリアセタールなど)がある。大部分の石油系プラスチックは分解されず,また燃やすと有毒ガスを発生するため,この廃棄処分が世界的課題となり,1991年に日本で,地中や海中の細菌で完全に分解される生分解性樹脂を用いた製品が初めて販売された。→プラスチック化学工業
→関連項目有機化学工業

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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