飛躍(読み)ひやく

精選版 日本国語大辞典「飛躍」の解説

ひ‐やく【飛躍】

〘名〙
① 飛びあがること。おどりあがること。跳躍
※気海観瀾(1827)「近之於卓上爛紙花則自飛」 〔李羣玉‐贈方処士詩〕
② 勢いよく動くこと。活躍すること。
※一高寮歌・都の空に東風吹きて(1904)〈穂積重遠〉「東亜の天地三千里、健児飛躍の舞台ぞや」
③ 急速に進むこと。勢いよく発展すること。地位・身分などがにわかに進むこと。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の家「その技に於て未だ嘗てない一大飛躍をした」
④ 正常な順序・段階などをふまないで、とびこして進むこと。
帰郷(1948)〈大仏次郎〉霧夜「書くものでは、いつもやる観念の飛躍」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「飛躍」の解説

ひ‐やく【飛躍】

[名](スル)
飛び上がること。跳躍。「ジャンプ台からあざやかに飛躍する」
大きく発展して活躍すること。また、急速に進歩・向上すること。「飛躍を遂げる」「ピアニストとして世界に飛躍する」
順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ること。「ストーリーが飛躍する」「論理が飛躍する」
[類語](1跳躍勇躍/(2躍進勇躍進歩発展発達伸展伸張成長興隆隆盛展開進展拡大進化進む伸びる広がる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

受託収賄罪

公務員が,職務に関する請託を受け,これを了承したうえで賄賂を受取ったり,要求,約束したりした場合に成立する犯罪。請託のない場合は単純収賄となり,法定刑が5年以下の懲役であるのに対し,請託のあったことが...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android