ヘルガ ピラルツィク(英語表記)Helga Pilarczyk

20世紀西洋人名事典 「ヘルガ ピラルツィク」の解説

ヘルガ ピラルツィク
Helga Pilarczyk


1925.3.12 -
ドイツのソプラノ歌手
シェーニンゲン(ブラウンシュヴァイク近郊)生まれ。
ブラウンシュヴァイク、ハンブルク声楽を学び、1951年ブラウンシュヴァイク市立劇場の「刀鍛冶」でオペラ界にデビューした。’54年ハンブルク国立歌劇場に移り、現代作品を歌える歌手として評価されるようになる。その後、シェーンブルクの「期待」、プロコフィエフの「炎の天使」等で好評を博した。又、ウィーンパリなどの歌劇場で定期演奏を行うほか、演奏会歌手としても活躍し、’65年からメトロポリタン歌劇場にも出演している。近代現代作品にふさわしい無機的な声の持ち主で、表現力にも優れている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android