コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベッケの系列 Becke series

法則の辞典の解説

ベッケの系列【Becke series】

別名を自形変晶系列*ともいう.変成岩では固体となってからの変成過程において,成長しつつある結晶は常に他の結晶と接触しながらその空間を占めることになる.したがって周囲の物体に接した条件下で,それらに逆らいつつ結晶が成長する力(これをベッケ(F. Becke)は結晶力と呼んだ)が大きければ本来の結晶形(自形)となる.この結晶力の強いほうから並べたものが自形変晶系列である.多少の例外もあるが,それらは外的条件によって結晶力に変化が生じたためと考えられている.

楔石>ルチル>磁鉄鉱赤鉄鉱チタン鉄鉱柘榴石>電気石>十字石>藍晶石~緑簾石>黝簾石~輝石>角閃石~鉄菱苦土石>苦灰石>曹長石~雲母>緑泥石~方解石~石英>斜長石~正長石>微斜カリ長石

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ベッケの系列の関連キーワード全変晶系列結晶化系列

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android