デジタル大辞泉
                            「ベリア」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
            
		
                      
                    ベリア(Veroia/Βέροια)
              
                        ギリシャ北部、マケドニア地方の都市。古代名ベロイア。テッサロニキの西方約70キロメートル、ベルミオ山の麓に位置する。紀元前4世紀以降、古代マケドニア王国の重要な都市として発展。紀元1世紀に使徒パウロが伝道の途中で立ち寄ったことで知られる。14世紀にオスマン帝国に征服され、1912年よりギリシャ領。
                                                          
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    ベリア
Véria
        
              
                        古代ギリシア語読みではベロイア Beroia。ギリシア北部,マケドニア地方西部の都市。セサロニキの西南西約 70km,ベルミオ山地東麓,アリアクモン川下流の谷に位置する。前4世紀初頭以降マケドニアのエマチア地方の町として繁栄。前 168年ローマ領となり,ディオクレチアヌスの治下ではローマ領マケドニアの首都の一つとされた。 1361~1912年オスマン帝国領。現在,主産業は織物工業 (綿,毛,絹) で,コムギ,果実,野菜などの取引も盛ん。市内にはビザンチン様式の聖堂が多く,考古学博物館もある。近くで褐炭が採掘される。セサロニキとコザニを結ぶ鉄道が通る。人口3万 7087 (1981) 。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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