ホソカワミクロン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホソカワミクロン」の意味・わかりやすい解説

ホソカワミクロン

産業機械メーカー。粉体処理技術で世界トップにある。 1926年個人創業。 49年細川鉄工所として設立。 80年現社名変更粉砕・分級装置,混合乾燥装置集塵装置の3分野を主力として急速に発展した。さらにドイツのアルピネ社など海外企業とのM&Aを積極的に進め,95年には 22ヵ国 36社体制を確立。より高い技術の導入と,販売・サービス体制の強化をはかっている。売上構成比は,粉砕・分級装置 36%,混合・乾燥装置 16%,集塵装置 30%,部品ほか 18%。年間売上高 642億 1400万円 (連結。うち輸出 10%) ,資本金 91億 8600万円 (1998) ,従業員数 453名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ホソカワミクロン」の解説

ホソカワミクロン

正式社名「ホソカワミクロン株式会社」。英文社名「HOSOKAWA MICRON CORPORATION」。機械工業。昭和24年(1949)「株式会社細川鉄工所」設立。同55年(1980)現在の社名に変更。本社は大阪府枚方市招提田近。産業機械製造会社。粉体製造装置の最大手。ほかにプラスチック薄膜製造装置やクリーンルームシステムなど。東京証券取引所第1部上場。証券コード6277。

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