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集塵装置 しゅうじんそうち collector

翻訳|collector

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集塵装置
しゅうじんそうち
collector

排出ガスから粉塵,煤塵,ミストなどを捕集する装置。フィルタ,重力沈降,遠心力,慣性,電気的沈降,シャワーなどを用いる方式があるが,一般的には,遠心集塵装置 (マルチサイクロン) ,重力集塵装置,洗浄集塵装置 (スクラバー ) ,ろ過集塵装置 (バックフィルタ) ,電気集塵装置などが,用途に合せて,単独または組合せて設置されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

集塵装置【しゅうじんそうち】

気体中に浮遊する固体または液体の粒子を分離・捕集する装置。機能的には,粒子の自然沈降を利用する重力式(重力沈降室),遠心力を利用する遠心式(サイクロン),各種濾材(ろざい)を利用する濾過式,粒子を障害物表面に衝突・付着させる衝突式,電気式(電気集塵器),音波式(音波集塵器),洗浄液を用いるスクラッバー式などに分けられ,処理ガスに着目するときは,乾いた状態で集塵する乾式と,水などを用いて湿った状態で集塵する湿式に分類される。

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大辞林 第三版の解説

しゅうじんそうち【集塵装置】

気体中に浮遊している粉塵などの微粒子を集めて取り除く装置。空気の清浄化や、ガス中の金属粉など有効成分の捕集、煙の有害成分の除去などに用いる。集塵機。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

集塵装置
しゅうじんそうち
dust collector

排出ガスの浄化やプロセスガスの清浄化、粒子成分の回収など種々の目的のため、気体(おもに空気)中に浮遊するダスト(固体微粒子)やミスト(液体微粒子)を除去する装置の総称。集塵装置は、公害対策としてボイラー、焙焼(ばいしょう)炉、加熱炉、廃棄物焼却炉などの排出ガス中の煤塵(ばいじん)を除去するためのほかに、製造工業においてはIC工場、製薬工場などにおける空気清浄化による品質の向上、乾燥機からの食品、せっけんなどの製品の回収や、各種製造工程からの酸化亜鉛、カーボンブラックなどの回収のために取り付けられている。[早川豊彦]

種類と性能

集塵装置は、機械式、電気式、乾式、湿式など種類が多い。5ミクロン程度までは構造が簡単な機械式の乾式(重力沈降室、衝突式集塵装置、サイクロンなど)で、1ミクロン程度までは圧力損失の小さい(水柱100~300ミリメートル)スクラッバーscrubberで集塵できるが、サブミクロン(1ミクロン以下)まで集塵するものは大型で高価になる。処理ガス流量が毎分2000~3000立方メートル以上の大流量では、電気集塵機が動力費が小さく有利といわれ、それ以下の中小流量では乾式のバッグフィルターbag filter(袋状の濾布(ろふ)を用いる装置)が優れている。直管の中途を絞った管(ベンチュリー管という)をサイクロンに接続したベンチュリースクラッバーventuri scrubberは簡便で高性能だが、圧力損失が大きく、洗浄水の排水処理のため、気体の急冷とか吸収を兼ねる場合を除き、あまり用いられない。湿式電気集塵機は高性能だが、排水処理が必要なのと蒸発水分による絶縁劣化を防ぐため、気体を十分冷却しておく必要がある。[早川豊彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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