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ホーミング魚雷 ホーミングぎょらいhoming torpedo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホーミング魚雷
ホーミングぎょらい
homing torpedo

目標を自動的に追尾して命中する魚雷。追尾の仕方には,パッシブ (受動式) とアクティブ (能動式) の2種がある。前者は,潜水艦や艦船の音波または航跡波を利用するもので,後者は魚雷から超音波を送信してその反射波を利用するものである。現在,原子力潜水艦に対応できる高速追尾可能な魚雷が開発されている。アメリカ軍が使用しているものは,水上艦艇用に MK-32,MK-44,MK-46,航空機用に MK-44,MK-46,潜水艦用に MK-48などがある。主要目は,MK-44が全長 2.59m,直径 32.4cm,重量 230kg,最大速度 42kn,最大射程 15km,最大深度約 600m,弾頭重量 44kg,推進方式1液式オットーフュエル。 MK-48は,全長 5.8m,直径 53.3m,重量 1.6t,最大速度 50kn,最大射程 46km,最大深度約 900m,弾頭重量 330kg,推進方式1液式オットーフュエル。

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百科事典マイペディアの解説

ホーミング魚雷【ホーミングぎょらい】

目標を自動的に追尾して命中する魚雷。主として対潜水艦攻撃用。目標の出す音響を追尾する聴音式,超音波を発しその反射源を追尾する探信式,有線誘導式などがある。
→関連項目駆潜艇哨戒艇水中聴音機潜水艦対潜兵器雷撃機

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世界大百科事典内のホーミング魚雷の言及

【魚雷】より

… 1950年代には性能が格段に進歩した原子力潜水艦が出現し,とくに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)積載原子力潜水艦は,戦略上重要な位置を占めることとなった。これらを攻撃するには核爆雷以外では潜水艦を自動追尾するホーミング魚雷が最良の兵器であり,魚雷は対潜水艦攻撃用の兵器として重視されることとなった。 魚雷の推進には熱機関か電動機で回転するスクリューを用いる。…

※「ホーミング魚雷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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