ボーイズラブ(読み)ぼーいずらぶ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

美少年同士の恋愛や性愛を題材とする、おもに女性向けの小説漫画、アニメ、ゲームなどにおける作品ジャンル。ボーイズラブは少年愛を意味し、BLと略される。1990年代なかばから男性の同性愛を主題にした女性向けの漫画や小説を掲載する雑誌の人気が高まり、雑誌、文庫、DVDなどが販売されるようになった。当初はこのジャンルの代表的な月刊誌であった『JUNE(ジュネ)』(サン出版、現、マガジン・マガジン)の名称が、そのままジャンルを示す呼称として使われていたが、同ジャンルの漫画誌などが増えたことによって徐々にボーイズラブの名称が使われるようになった。ボーイズラブの原点は、1976年(昭和51)から『週刊少女コミック』(小学館)に連載された、竹宮恵子(1950― )作品の『風と木の詩(うた)』とされる。1980年代には有名な少年漫画やアニメーションの登場人物が同性愛者という設定のアニパロ(アニメパロディ)作品が同人誌で流行した。その後は、物語や描写において高く評価される独創的な作品が増えている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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