マラーズギルドの戦い(英語表記)Malāzgird

山川 世界史小辞典 改訂新版 「マラーズギルドの戦い」の解説

マラーズギルドの戦い(マラーズギルドのたたかい)
Malāzgird

1071年に東アナトリアのマラーズギルド(マンジケルト)で起こったビザンツ帝国セルジューク朝との間の戦いスルタンアルプ・アルスラーンもと,数に劣るセルジューク朝軍が,奴隷軍人の働きなどにより大勝利を収め,ビザンツ皇帝ロマノス・ディオゲネス捕虜とした。アナトリアのトルコ化とイスラーム化とが進む重要な契機となった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android