コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミツバチのささやき

2件 の用語解説(ミツバチのささやきの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉プラスの解説

ミツバチのささやき

1976年製作のスペイン映画。原題《El espíritu de la colmena》。監督:ビクトル・エリセ、出演:アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメスほか。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミツバチのささやき
みつばちのささやき
El espritu de la colmena

スペイン映画。フランコ独裁時代の1973年に製作。ビクトル・エリセ監督の長編第1作。舞台はスペイン内戦終結直後の1940年、カスティーリャ地方の小さな村。6歳の内気なアナ(アナ・トレントAna Torrent、1966― )はミツバチを研究する高齢の父、若い母、姉イザベルと暮らしている。町にやってきた移動映画で『フランケンシュタイン』を見て、アナはその世界を信じ込む。イザベルは、それは全部作り物で、モンスターは精霊のようなものだから、友達になればいつでも呼び出せると話す。直後、アナは脱走兵を見つけ、食べ物と父の上着を与えたが、男は発見され撃ち殺される。それを知ったアナは夜に森をさまよい、映画のモンスターと出会う。幼女の、現実とも妄想ともつかない心の秘めやかな領域をきめ細かく描き、周囲の人々の行為が対比的に抑圧的空気を醸し出す。さまざまな象徴を張り巡らせてフランコ独裁への批判を暗示した。原題の「蜂の巣の精霊」は、劇作家モーリス・メーテルリンクの言葉で、蜂の社会がみせる、人間の理解を超えた強力で不可思議かつ奇妙な力をさしている。[出口丈人]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミツバチのささやきの関連キーワード急げ、急げカラスの飼育汚れなき悪戯12のスペイン舞曲ダークネストーク・トゥ・ハーバニラ・スカイマルメロの陽光REC/レックREC/レック2

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ミツバチのささやきの関連情報