ミニ保険(読み)みにほけん

知恵蔵mini 「ミニ保険」の解説

ミニ保険

少額短期保険。2006年4月の保険業法改正で、保険金額が少額かつ保険期間が短期の保険の引き受けのみを行う少額短期保険業者制度が導入されたことにより生まれた保険。保険金額の上限は、入院給付金で80万円、病気による死亡で300万円、障害の死亡で600万円、家財損害が1千万円。保険期間は、生命保険・医療保険で1年、損害保険で2年。いずれも一般の保険より上限が低く、コストを抑えることが可能なことから、ペットの医療保障コンサートのチケット代補償、糖尿病患者向けの医療保険、自転車保険など、大手の生保損保が手掛けにくいニッチな分野を扱う保険が多い。月額保険料が数千円程度と安く、コンビニなどで簡単に加入できる手軽さも人気となり、誕生以来、順調に加入者を増やしている。

(2012-09-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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