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ミヤコタナゴ ミヤコタナゴ Tanakia tanago

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミヤコタナゴ
ミヤコタナゴ
Tanakia tanago

コイ目コイ科の淡水魚。全長3~4cm。体は側扁し,やや長い菱形。口ひげは1対。体の背方は淡紫褐色,体側および腹面は銀白色で,肩の部分に暗青色の斑点がある。関東地方に固有。千葉県や栃木県下にのみわずかに産するといわれ,絶滅のおそれがあるため,栃木県水産試験場で養殖が試みられている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ミヤコタナゴ

東京都で発見されたことから名付けられた。コイ科タナゴ亜科の淡水魚で、成魚の体長は4~5センチ。雌は4~7月ごろ、二枚貝マツカサガイなどに卵を産む。産卵期になると、雄は背中が青緑と紫、腹の部分が朱色の婚姻色になり美しいことから「オシャラクブナ(おしゃれなフナ)」とも呼ばれていた。1974年に国の天然記念物となり、大田原市羽田地区は94年に種の保存法による国内初の生息地保護区に指定された。環境省レッドリストの絶滅危惧に分類される。捕獲や保護区での工作物設置などが制限される。かつて関東地方に多く生息していたが、現在、自然環境で確認されているのは県内では矢板市山田、大田原市滝岡、非公表1カ所の計3カ所と、千葉県内の9カ所だけだ。

(2011-11-26 朝日新聞 朝刊 栃木全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミヤコタナゴ
みやこたなご / 都
[学]Tanakia tanago

硬骨魚綱コイ目コイ科に属する淡水魚。日本特産種で、関東地方の水のきれいな細流や池に生息する。全長6~10センチメートル程度で、雄の婚姻色はとくに美しい。絶滅に瀕(ひん)しており、国の天然記念物に指定され、保護されている。[水野信彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のミヤコタナゴの言及

【タナゴ(鱮)】より

… 日本にはその分布が著しく限られていて,生物地理学上貴重なため国の天然記念物に指定されたものが2種ある。ミヤコタナゴTanakia tanagoとイタセンパラA.longipinnisである。ミヤコタナゴは成魚の全長3~5.5cmの小型種で,産卵期の雄は赤色,黒色,紫色などの美しい婚姻色を現す。…

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