ムーニー粘度(読み)ムーニーネンド

化学辞典 第2版「ムーニー粘度」の解説

ムーニー粘度
ムーニーネンド
Mooney viscosity

末加硫ゴムの加工性の目安となる粘度素練りなどゴムの加工条件を規定する量として可塑度を用いることが多い.可塑度は,ASTM(American Society for Testing and Materials)によって決められた回転式粘度計の一種であるムーニー粘度計で測定されている.ムーニー粘度の値はゴムの分子量と一定の関係があり,しかも配合ゴムのムーニー粘度は,スコーチ速度および加硫ゴムの強度に密接な関係がある.このためにムーニー粘度は,実際的にゴムの加硫工操作のプラント管理などによく使われる値である.ムーニー粘度計は他の条件が一定しているので温度だけを上昇させ,可塑度,すなわち粘度の変化を簡便に測定することができるため,加硫に要する時間,すなわち加硫時間を予想することができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

法則の辞典「ムーニー粘度」の解説

ムーニー粘度【Mooney viscosity】

生ゴムや未加硫ゴムの塑性を計るための単位試料を100℃ に加熱し,この中で毎分2回転する円板にかかるトルクより求める.予備加熱1分間の後,回転開始後4分経過後の値をとることとなっている.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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