コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

粘度計 ねんどけい viscometer

翻訳|viscometer

7件 の用語解説(粘度計の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

粘度計
ねんどけい
viscometer

流体の粘度の測定計器。粘度の大きい塑性物質に用いられるものを特にプラストメータと呼ぶ。測定原理に応じて細管粘度計回転粘度計落体粘度計振動粘度計,平行板粘度計に大別される。細管粘度計では,内径が一様な直線状細管に流体を流し,流量または出入口での圧力差を測定してポアズイユの法則により粘度を求める。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ねんど‐けい【粘度計】

粘性率を測定する計器。細管内を流れる量を測定して求める細管粘度計、流体中での小球の落下速度から求める落球粘度計、液体中で円板を振動させて粘性抵抗を測定する振動粘度計などがある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

粘度計【ねんどけい】

流体の粘性率を測定する器械。ハーゲン=ポアズイユの法則に基づき毛細管からの液体の流出速度を測る毛細管粘度計,ストークスの法則を利用し液体中の球の落下速度を測る落下球粘度計,流体中の円板・円筒の回転や振動に対する抵抗を利用する回転粘度計のほか,振動粘度計,平行平板粘度計気泡粘度計などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

粘度計

 粘度を測定する装置で,毛細管を用いた粘度計が普及している.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ねんどけい【粘度計 viscometer】

液体の粘度(粘性率)を測定するための計器。比較的に低粘度液体である水,アルコールなどの有機液体,石油製品類,高分子物質など,さらに広げれば,各種の気体,血液,化粧品,食品類などのほかタールアスファルトといったように粘度測定の対象とする範囲はきわめて広い。測定原理をもとに,工業分野などに利用されている各種の代表的な粘度計について分類したものを表に示す。
[細管粘度計]
 測時球内の試料が液柱差により,細管をとおして流下するのに要する時間tを測定して,ハーゲン=ポアズイユの法則から誘導されるν=Atの関係(粘度が比較的に低い場合には,ν=AtB/t)を用いて直接に動粘度(動粘性率)を求めることができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ねんどけい【粘度計】

流体の粘性率を測定する装置。毛細管を通して流体を流し、両端の圧力差と流量をはかる方式や、その流体の中で固体を振動または回転させ、それにはたらく力をはかる方式などがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

粘度計
ねんどけい
viscometer

液体の粘度(粘性)を測定する装置。基本となる原理によって各種の形式に分類される。
(1)毛管粘度計 capillary viscometer毛管内の流動に関するポアズイユの法則(ハーゲン‐ポアズイユの法則ともいう)に基づくもので、ある圧力で毛管内に液体を押し出し、その流出液量と圧力との関係から粘度を求める。オストワルト粘度計はこの一種であり、歴史的にも、実用的にももっとも一般的なものである。ドイツのF・W・オストワルトの考案になるもので、のようなガラス製のU字管で、Bの部分が毛管である。Cに入れられた試料を他端から吸い上げ、Aを満たしたところで自然落下させる。液面が標線a、bを通過する時間tを測定し、等容積の標準液(水)の流下時間をt0とすると、液の粘度は次式で与えられる。
  η=η0(ρt/ρ0t0)
ここで、η0、ρ0は標準液の粘度、密度、η、ρは液の粘度、密度である。種々の改良型が考案されている。
(2)落球粘度計 falling-ball viscometer粘性流体中の球の運動に関するストークスの法則に基礎を置くもので、静止液体中に球を落下させて、定速度に到達したあと、一定の距離lを落下する時間tを測定し、次式から液体の粘度ηが算出される。
  η=d2s-ρ)gt/18l
ここで、dは球の直径、ρsは球の密度、ρは液体の密度、gは重力の加速度である。なお正確には容器の大きさに対する補正が必要である。
(3)回転粘度計 rotation viscometer同心二重円筒の間に液体を入れ、外筒を回転させ、液体の粘性によって内筒が受ける力を測定して、液体の粘度を算出する。[大竹伝雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

粘度計の関連キーワード回転粘度計動粘性率粘度傾斜計pHメーター滴数計呼吸試験ファリノグラフアレニウスの粘性公式ジーンズの粘度式

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

粘度計の関連情報