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メタアルデヒド metaldehyde

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メタアルデヒド
metaldehyde

C8H16O4 の化学式で表されるアセトアルデヒド重合体。針状晶または板状晶。融点 246℃(封管中)。水に不溶,有機溶媒に可溶。アルデヒド特有の反応を示さない。重合度は 4~6で,80℃以上に加熱すると昇華し,かつ分解して,アセトアルデヒドとなる。また酸を加えて蒸留すると,アセトアルデヒドを再生する。アセトアルデヒドに 0℃で,臭化カルシウムと臭化水素を作用させるか,塩化カルシウム塩酸を作用させると生成する。

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デジタル大辞泉の解説

メタアルデヒド(metaldehyde)

アセトアルデヒド重合体。無色の針状結晶。水に不溶。セ氏80度以上に加熱すると、昇華してアセトアルデヒドに分解する。固形燃料や、ナメクジ・カタツムリの駆除剤として使用される。分子式C8H16O4 示性式(C2H4O)4

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世界大百科事典内のメタアルデヒドの言及

【アセトアルデヒド】より

微量の酸(たとえば硫酸)によって発熱的に重合し,三量体のパラアルデヒドparaldehyde(C2H4O)3(融点12.45℃,沸点128.0℃の芳香のある液体)となる。また0℃以下に保ち,同じように酸で処理するとメタアルデヒドmetaldehyde(C2H4O)n(n=4~6)となる。これらは少量の硫酸と加熱すると,容易にもとのアセトアルデヒドに分解する。…

※「メタアルデヒド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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