モノアミンオキシダーゼ(その他表記)monoamine oxidase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モノアミンオキシダーゼ」の意味・わかりやすい解説

モノアミンオキシダーゼ
monoamine oxidase

モノアミン酸化酵素。 MAOと略す。アドレナリン酸化酵素,チラミナーゼ,スペルミン酸化酵素など多数別名がある。モノアミン類が水と酸素の存在下で酸化され,そのアミンに対応するアルデヒドアンモニア過酸化水素が生成される反応を触媒する。神経系の機能に関係のあるアミンであるアドレナリンやセロトニン分解に関与する点で,精神医学的に注目されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「モノアミンオキシダーゼ」の解説

モノアミンオキシダーゼ

 [EC1.4.3.4].アミンを酸化してアルデヒドを生成する反応を触媒する酵素.フラビン酵素.セロトニン,ノルエピネフリンドーパミンなどの生理的に重要な活性物質を基質とするものもある.動物組織に広く分布する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む