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モノカルチャー経済 モノカルチャーけいざい monoculture economy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モノカルチャー経済
モノカルチャーけいざい
monoculture economy

一国の産業構造が1つまたは2,3品目の農産物鉱物資源の生産 (輸出向け) に特化した経済のこと。多くの発展途上国にみられ,ガーナココアキューバの砂糖,スリランカの紅茶とゴム,ナイジェリアのヤシとココア,落花生,石油などが典型的な例である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

モノカルチャー経済

国内の生産や輸出が数品目の一次産品に大きく依存している経済。その歴史的起源は植民地時代にまでさかのぼるが、アフリカ諸国など、今日の多くの発展途上国の経済構造がこれに当てはまる。一次産品のうち、農産物の生産は、自然界の有機的な営みを基礎としているために天候不順などの影響を受けやすく、鉱産物もまた、枯渇性という自然界の制約を有している。他方、人造繊維合成ゴム光ファイバーなど、工業技術の革新による代替品の登場によって、また1970年代の石油危機以降、先進工業国が経済のサービス化ソフト化を図る中で、世界市場における一次産品の需要と価格が低迷し、一次産品問題を発生させている。

(室井義雄 専修大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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