モンクトン(読み)もんくとん(英語表記)Moncton

デジタル大辞泉 「モンクトン」の意味・読み・例文・類語

モンクトン(Moncton)

カナダ南東部、ニューブランズウィック州南東部の都市。シグネクト湾に注ぐペティコディアック川に面する河港がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「モンクトン」の意味・わかりやすい解説

モンクトン
もんくとん
Moncton

カナダ、ニュー・ブランズウィック州南東部の同州第二の都市。人口6万1046(2001)。シグネクト湾に流入するペティコディアック川左岸に位置する。河港をもち、鉄道交通要地で、りっぱな空港がある。木製器具、毛織物工業が発達するほか付近に豊富な油田・ガス田があり、将来開発が期待されている。最初フランス人が入植し、18世紀中ごろドイツ人が大量に移住し、開拓した。1855年にモンクトン将軍を記念して現市名に改名された。

[山下脩二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モンクトン」の意味・わかりやすい解説

モンクトン
Moncton

カナダ,ニューブランズウィック州東部の都市。交通中心地。初めフランス人が植民したが,1763年にアメリカ合衆国ペンシルバニア州からドイツ人が移住。 1960年代にフランス語系のモンクトン大学が設けられ,州内のフランス系住民の文化教育の中心となった。ファンディ湾に注ぐプチコディアク川の河口より 40kmも内陸にあるが,満潮時に発生する 1.2mに及ぶ高潮で有名。人口5万 7010 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android