ヨウ素131(読み)ヨウそひゃくさんじゅういち(その他表記)iodine 131

翻訳|iodine 131

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨウ素131」の意味・わかりやすい解説

ヨウ素131
ヨウそひゃくさんじゅういち
iodine 131

β崩壊する放射性同位元素の一つで,ウランなどの核分裂により生じる核分裂生成物の代表的核種。記号は 131I 。核実験,原子炉事故で放出される放射性物質,いわゆる「死の灰」のうち,気体状のため最も一般環境へ拡散しやすい。 1986年のチェルノブイリ原発事故の際にも,日本で観測された。半減期は約8日と短いが,人体に入ると甲状腺に集中し発癌の原因となる。逆にその投与により甲状腺の放射線治療に用いられることもある。

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