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ヨハンネス・ヒュルカノス1世 ヨハンネス・ヒュルカノスいっせいIōannēs Hyrkanos I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨハンネス・ヒュルカノス1世
ヨハンネス・ヒュルカノスいっせい
Iōannēs Hyrkanos I

[生]前175頃
[没]前104頃
ユダヤの大祭司,ハスモン (マカベア) 朝祭司侯国の王 (在位前 135~104頃) 。ハスモン家のシモンの子。彼の治世下にユダヤ最後の強力な国家が出現,サドカイ派にくみし,パリサイ派と対立したため,両派が宗教的派閥を形成した。前 137年兄ユダと軍の実権を握り,セレウコス朝のシリア軍を悩ませ,2年後父と兄2人が暗殺されると大祭司となり,支配権を掌握。領土拡大をはかるとともに,父たちの暗殺者で義兄のエリコ総督プトレマイオスと戦い,ローマと結んでシリア軍に抗し,サマリアとイドメア (エドム) を征服。イドメア人にユダヤ史上初めてユダヤ教を強制した。

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