ランドスベルク(読み)らんどすべるく(英語表記)Григорий Самуилович Ландсберг/Grigoriy Samuilovich Landsberg

  • 1890―1957

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソ連の物理学者。ロシアのボログダ生まれ。1913年から2年間、モスクワ大学の助手。革命後は1918年から2年間オムスク農業大学の講師となり、1920年にモスクワ大学の物理研究所に所属した。1932年にソ連科学アカデミー(現、ロシア科学アカデミー)の通信会員となった。

 1925年から、マンデリシュタームЛеония Исаакович Мандельштам(1879―1944)と共同で結晶におけるレイリー散乱を研究し、1928年に光の分子散乱を発見した。同様の発見がインドの物理学者ラマンにより数週間早く報告されたため、「ラマン効果」とよばれるようになった。

[河村 豊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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