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ラーゲルクウィスト ラーゲルクウィストLagerkvist, Pär Fabian

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラーゲルクウィスト
Lagerkvist, Pär Fabian

[生]1891.5.23. ベクシェー
[没]1974.7.11. ストックホルム
スウェーデンの小説家,詩人,劇作家。自伝的小説『真実の客となりて』 Gäst hos verkligheten (1925) にみられるように宗教的雰囲気のなかで幼年期を過したが,現代科学観の影響で父祖の宗教から決別し,1913年パリを訪れキュビスムの影響も受けた。 20年代には物質文明の桎梏から脱却し,闇の支配力にうちかつ人間の精神力を信じるにいたる。作品は詩,戯曲,評論と多岐にわたり,ナチス独裁を痛烈に批判した小説『絞刑吏』 Bödeln (33) ,また文化史観的小説『侏儒』 Dvärgen (44) などもあるが,『バラバ』 Barabbas (50) 以後の作品では,古代ギリシアを主題とした小説『巫女』 Sibyllan (56) ,「さまよえるユダヤ人」を題材にした小説『アハスベルの死』 Ahasverus död (60) など,宗教的問題を扱った作品が多い。 51年ノーベル文学賞受賞。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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