桎梏(読み)しっこく

精選版 日本国語大辞典の解説

しっ‐こく【桎梏】

〘名〙 (「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意) 手かせと足かせ。転じて、自由な行動を束縛すること。また、そのもの。
※史記抄(1477)一六「死罪のものどもを随意に桎梏を解脱したりなんど」
※女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉七「さまざまな規約の許に桎梏されねばならぬ」 〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

しっ‐こく【××梏】

《「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意》人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。「因襲桎梏から逃れられない」

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世界大百科事典内の桎梏の言及

【刑具】より

…これらの主刑を執行する刑具のほか,付加刑や獄といわれる未決監における勾留や拷問のための刑具もあった。枷(か)は乾木製または鉄製の首かせ,杻(ちゆう)は古くは桎梏(しつこく)ともいう手かせ,足かせで,重さに等級がつけられていた。尋問のためには訊杖(または訊囚杖,清代には竹板)という一定規格の杖があり,また夾棍(きようこん),指(さつし)(または子)という3本の棒とそれに通した縄より成り,脚,腕,指を挟んで責める道具があった。…

※「桎梏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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