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リオネル・メッシ りおねる・めっし

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知恵蔵2015の解説

リオネル・メッシ

アルゼンチン出身のプロサッカー選手。1987年6月24日、ロサリオ市生まれ。スペインのリーガ・エスパニョーラの名門クラブであるFCバルセロナに所属。2014FIFAワールドカップブラジル大会のMVP
幼少期からサッカーを始め、95年には地元クラブのニューウェルズ・オールドボーイズに入団した。11歳の時、成長ホルモンの分泌異常により身長が伸びない成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断された。実家の家計に治療費の負担は大きく、サッカー選手としての将来も危ぶまれたが、13歳の時、リーガ・エスパニョーラのFCバルセロナの入団テストを受け、当時の監督であったカルロス・レシャックに認められる。クラブ側がメッシの治療費を負担することで入団が決まり、家族と共にスペインへ渡った。
カルロス・レシャックは「彼のような選手はめったなことでは世に現れない。彼を獲得したのは、それだけ彼が他と何か違っていたからだ」と語っている。
その後、スペインでの治療が実り、身長は入団時の143センチメートルから17歳の時には169センチメートルまで伸びた。
2004年10月16日、RCDエスパニョール戦で、トップチームデビュー。05年5月1日のアルバセテ・バロンピエ戦で、当時のクラブ最年少記録となる17歳10カ月7日での初ゴールを決めた。翌05~06年シーズンからはチームでのレギュラーに定着。08~09年シーズンにはロナウジーニョの退団に伴い背番号10をつけて、シーズン総計38得点。リーグ優勝、国内カップ(スペイン国王杯)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を獲得。09年のバロンドール、FIFA年間最優秀選手に選出された。両賞は10年から統合され、FIFAバロンドールとなったが、メッシはこれを12年まで連続受賞している。この他、リーグ得点王に3度輝くなど、小柄ながら、卓越した技術とスピードで世界を代表する選手である。
アルゼンチン代表としても活躍し、05年にオランダで開催されたワールドユース大会では、MVPを獲得した。FIFAワールドカップには、06年のドイツ大会、10年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会に出場。18歳で迎えた06年大会はレギュラーではなかったが、アルゼンチン代表としての最年少出場、最年少ゴールを記録した。10年大会は期待を背負い5試合に出場したが無得点に終わった。14年ブラジル大会では、アルゼンチンはメッシを攻撃の軸とした戦術で挑み、24年ぶりに決勝に進んだものの、ドイツに敗れ準優勝。メッシ自身はMVPを獲得したが、「トロフィーを母国に持ち帰りたかったので、失望は大きい。勝てなければ何の意味もない」と語っている。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2014年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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