リュー(英語表記)lieue

改訂新版 世界大百科事典 「リュー」の意味・わかりやすい解説

リュー
lieue

旧フランスの距離単位。陸路および海路の距離表示に広く用いられた。陸路の尺度としては,フランス革命前の度量衡特徴として,地方により長さが異なっていたが,ほぼ4kmに相当するものが多かった。旧尺貫法の〈里〉(約4km)の訳語があてられている。王立駅逓(えきてい)制度の距離単位としては,全国共通で3.897kmに当たる。海路の尺度としては,5.556kmに相当した。1795年メートル法採用に伴い公式には廃止されたが,以後も民間慣行としては永く用いられた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「リュー」の解説

リュー

日本のテレビアニメ『覇王大系リューナイト』(1994-1995)に登場する架空のロボット兵器太古に作られ、普段カードに封印されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android