アフリカ中部、カメルーン南西部の港町。カメルーン山南麓(なんろく)に位置し、ギニア湾奥に面する。旧称ビクトリア。人口8万4500(2001推計)、12万5297(2010推計)。カメルーン山麓に広がるアブラヤシ、ゴム、バナナなどのプランテーションを経営する開発公社の本部、北西沖で産出する原油の製油所などがあり、2008年にセメント工場が進出した。アフリカ大西洋岸のなかでもっとも気候がよく、黒砂ビーチとして知られる国際的観光保養地でもある。北15キロメートルにあるブエアBuea(人口4万7300=2001推定、5万9975=2010推計、標高1000メートル)はドイツ領時代(1901~1919)とイギリスの信任統治領南カメルーン時代(1949~1961)の首都で、冷涼な気候のため避暑地として利用される。カメルーンの国立大学で唯一イギリス方式の教育が行われるブエア大学がある。
[門村 浩]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...