リーナストーバルズ(英語表記)Linus Benedict Torvalds

現代外国人名録2016 「リーナストーバルズ」の解説

リーナス トーバルズ
Linus Benedict Torvalds

職業・肩書
プログラマー,ソフトウェアエンジニア リナックスファウンデーションフェロー

生年月日
1969年12月28日

出身地
フィンランド・ヘルシンキ

学歴
ヘルシンキ大学大学院(コンピューター・サイエンス)修士課程修了

受賞
ミレニアム技術賞(フィンランド)〔2012年〕「リナックスの開発」

経歴
幼い頃からコンピューターマニアで、1991年ヘルシンキ大学在学中にワークステーション用基本ソフトUNIX(ユニックス)をベースにパソコン用基本ソフトLinux(リナックス)を開発。インターネットを通じて無料で公開すると、世界中でオープンソース運動が巻き起こり、世界中のプログラマーが同ソフトの改良応用ソフトの開発に乗り出した。’98年米国のシリコンバレー移住、半導体メーカー・トランスメタに勤務。2003年Linuxビジネスを推進するOpen Source Devt Labs(OPDL)社(現・リナックス・ファウンデーション)に移り、フェローとなる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「リーナストーバルズ」の解説

リーナス・トーバルズ

Linuxカーネルの開発者で、Linuxオープンソース・プロジェクトの先導者。フィンランドのヘルシンキ大学でコンピューター科学を専攻後、1990年、UNIXをベースに独自のカーネルを採用したLinuxを開発した。1991年10月には、Linux 0.02としてインターネット上で公開、大いに注目を浴びることとなった。この後、オープンソース・プロジェクトの隆盛と、ディストリビューターの増加により、またたく間にLinuxの勢力が拡大、企業でのサーバー用途でも利用されるようになった。1997年にヘルシンキ大学の研究員を退職して米国のシリコンバレーへと移住し、Crusoeを開発している米Transmeta社に一時所属したが、2003年に退社。現在は、Linuxの成長の促進を目的とするNPO、OSDL(Open Source Development Lab)に所属している。

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