レーダ(英語表記)radar

翻訳|radar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「レーダ」の解説

レーダ
radar

電波を鋭いビーム状にして目標物に照射し,反射して返ってくる電波を検出して,目標物の方向や距離を測定する装置。radio detection and rangingの略語。目標物の位置は,受信方向から方位を,発信から受信までの時間から距離を求めて知ることができ,それらは陰極線管の面上に表示される。使用される電波の周波数は 400MHzから 40GHz(4万MHz)に及び,使用目的や対象に応じて適当なものが選ばれる。ドップラーレーダ合成開口レーダフェーズドアレイレーダなどが実用化されており,船舶や航空機の航行援助や監視(→航空交通管制),軍事気象観測地すべり斜面などの地形調査や変動調査,人工構造物の監視など,広範囲にわたって使われている。近年では自動車の衝突事故を防ぐため,前走車との距離や速度を測定し運転者に危険を知らせる安全運転支援などにも使用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

国民栄誉賞

内閣総理大臣表彰の一つ。1977年内閣総理大臣の福田赳夫の決裁により設けられた。「広く国民に敬愛され,社会に明るい希望を与えることに顕著な業績のあった者」に贈られる。第1回受賞者はプロ野球選手の王貞治...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android