レールム・ノヴァールム(その他表記)Rerum Novarum

山川 世界史小辞典 改訂新版 「レールム・ノヴァールム」の解説

レールム・ノヴァールム
Rerum Novarum

教皇レオ13世労働問題に関して1891年5月に発布した回勅。原典回勅の最初の2字「改新の」を名称とした。資本主義発達に適応する労働人間の関係,雇用者と労働者の関係,利潤と賃金などを論じ,労働者の生活改善を述べ,キリスト教的労働憲章と称される。19世紀末の個人主義自由主義の時代における社会秩序理想像一例である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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