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ロイスブルーク Ruysbroeck(Ruusbroec), Jan van

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロイスブルーク
Ruysbroeck(Ruusbroec), Jan van

[生]1293. ブリュッセル近郊ロイスブルーク
[没]1381.12.2. グルーネンダール
フランドルの神秘思想家。 1317~43年ブリュッセルのサントグードル教会の司祭。 43年ワーテルロー近郊グルーネンダールにアウグスチノ会修道院を創設,その初代院長として瞑想,神秘的著作および社会感化の実践活動に献身。彼の教説と運動はのちの「近代敬虔」 devotio moderna運動のみならず,フランス,ドイツなどの神秘神学に多大の影響を与えた。主著『祝福の鏡』 De Spieghel der ewigher Salicheit,『霊的満潮の尊貴』 Die Chierheit der gheesteliker Brulocht (1350) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロイスブルーク【Jan van Ruysbroek】

1294‐1381
ベルギーの神秘家。ブリュッセル近くの森の庵で瞑想の生活を送り,やがてそこに修道院を建てみずから院長となる。キリストの花嫁となる神との合一の道を説き,《霊の婚礼の飾り》などにみられる大胆で感性的な表現は多くの誤解を生んだが,それはまたギリシア教父の伝統を受け継ぐものであった。エックハルトとタウラー,フローテの中間にあって〈デウォティオ・モデルナDevotio moderna〉(〈新しき信心〉の意)の運動に大きな影響を与えた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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