誤解(読み)ゴカイ

デジタル大辞泉の解説

ご‐かい【誤解】

[名](スル)ある事実について、まちがった理解や解釈をすること。相手の言葉などの意味を取り違えること。思い違い。「誤解を招く」「誤解を解く」「人から誤解されるような行動」
[補説]作品名別項。→誤解

ごかい【誤解】[戯曲]

原題、〈フランスLe Malentenduカミュ戯曲。3幕。1944年、パリのマチュラン座で初演

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ごかい【誤解】

通信に際して,送り手の意図が正しく伝わる場合が正解で,まちがって伝わる場合が解である。しかし,そう簡単に誤解ときめられぬ場合もあり,したがって誤解をただす方法もひとすじなわにいかない。送り手と受け手の関係でいえば,送り手だけでなく受け手の受取り方に誤解の原因がある場合も多い。 言葉を音声で人から人へ伝えるときには,まちがえる可能性が高い。むしろ機械と機械とに代わって送信と受信をしてもらうほうがまちがいが少ない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ご‐かい【誤解】

〘名〙 相手が言ったことの意味をとりちがえること。また、ある事実について、誤って思いこむこと。思いちがい。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八「子は希臘の語を知らざるによりて、経中の文句を誤解すといひしかば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の誤解の言及

【コミュニケーション】より

…しかし実生活では,コミュニケーションがうまくいかないことが多い。送り手の言い違いや受け手の聞き違い,移動の過程で発生する雑音noise,情報の多義性(たとえば〈カネオクレタノム〉)や難解さ,情報の不足や過剰(とくに受け手の情報処理能力との関連で)など,誤解やコミュニケーション途絶breakdownをひき起こす要因はたくさんある。しかしなかでも,送り手と受け手の間に教養,体験,関心などの違いでコードにずれがあったり(世代間ギャップや異文化接触など),憎悪や不信があったり(信頼度credibilityギャップ)すると,それが障壁barrierとなり,コミュニケーションの成立を阻害する。…

※「誤解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報