改訂新版 世界大百科事典 の解説 ロマンティッシェ・シュトラーセRomantische Strasse ドイツ中南部の都市ビュルツブルクから南へ,オーストリアとの国境に近いフュッセンFüssenまでの約300kmの道路の呼称。〈ロマンティック街道〉を意味するが,呼称の起源は古いものではなく,この街道筋にそってローテンブルク,ネルトリンゲンをはじめ中世のたたずまいを残す小都市が連なっているため,第2次大戦後,観光客誘致のために開発された。フュッセンの近くには,バイエルン王ルートウィヒ2世の建造によるノイシュワンシュタインNeuschwanstein城がある。執筆者:三浦 徹 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア の解説 ロマンティッシェ・シュトラーセ ドイツ南部のビュルツブルクから南へ,アウクスブルクを通ってオーストリア国境間際,ノイシュバンシュタイン城のちかくのフュッセンに至る約300kmの道路の呼称。沿道にローテンブルク,ディンケルスビュール,ネルトリンゲンなどの中世風の面影を残す都市が連なり,第2次大戦後,観光地として著名になった。〈ロマンティック街道〉を意味するこの呼称も戦後のもの。→関連項目バイエルン 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by