ローマ大賞(読み)ローマたいしょう(その他表記)Grand Prix de Rome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローマ大賞」の意味・わかりやすい解説

ローマ大賞
ローマたいしょう
Grand Prix de Rome

1666年フランスの宰相コルベールによって設置された芸術大賞。若い優秀な芸術家に直接ルネサンス以来の巨匠の作品に接する機会を与えることを目的とした官費留学制度。受賞者にはローマのアカデミア・ディ・フランチアの入学資格が与えられる。期間は3年4ヵ月。毎年パリのフランス芸術アカデミーで審査され,対象は最初画家,彫刻家であったが,1723年からは建築家にも与えられた。フランス革命中は一時中断したが,アカデミーがビラ・メディチ内に移転して再開され,19世紀には音楽家も受賞の対象となって今日にいたっている。 1894年アメリカがこれにならい,1912年イギリス,続いて他国も同様な制度を設けた。

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