デジタル大辞泉 「ワイオミング州」の意味・読み・例文・類語 ワイオミング(Wyoming) 米国西部の州。州都シャイアン。東部は大平原、西部はロッキー山脈地帯で、牧畜や鉱業が盛ん。ララミー砦とりでの史跡やイエローストーン国立公園などがある。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワイオミング州」の意味・わかりやすい解説 ワイオミング〔州〕ワイオミングWyoming アメリカ合衆国中西部,ロッキー山系中にある州。州都はシャイアン。この地方を最初に訪れた (1743) 白人は J.コクター。 1868年ワイオミングテリトリーとなり,90年州に昇格。地形はロッキー山系の主脈とビッグホーン山脈,グレートプレーンズとから成る。年降水量 38mm。年平均気温は平地で8℃,山間部では2℃。穀物,牧草,テンサイ,豆類などの生産が多く,ウシ,ヒツジの牧畜が盛ん。特に羊毛の生産はテキサス州に次いで国内第2位。石油,石炭,天然ガス,ウラン,銅などの地下資源が豊富。国有林が広く林業も盛ん。石油精製を中心に,酪農製品などの食品加工も発達。イエローストーン,グランドティートンの国立公園があり,観光地に富む。ララミーにワイオミング大学 (1887創立) がある。面積 25万3332km2。人口 56万3626(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by