ワイヤラ(読み)わいやら(その他表記)Whyalla

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ワイヤラ」の意味・わかりやすい解説

ワイヤラ
わいやら
Whyalla

オーストラリア南部、サウス・オーストラリア州にある鉄鋼業を中心とした工業港湾都市。スペンサー湾奥に位置する。人口2万1614(2001)。水はマリー川から374キロメートルの送水管で供給される。1902年に対岸の都市ポート・ピリーの鉛精錬用の鉄鉱石積出し港として建設され、15年からニュー・サウス・ウェールズ州東岸ニューカッスルの鉄鋼業への積出し港として発展した。1939年造船業、41年鉄鋼業を開始。名称は「深い水」を意味する先住民語。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む