20世紀西洋人名事典 「ヴィリーバウマイスター」の解説
ヴィリー バウマイスター
Willi Baumeister
1889.1.22 - 1955.8.31
ドイツの画家。
元・シュトゥットガルト美術学校教授。
シュトゥットガルト生まれ。
アドルフ・ヘルツェルに師事し、後にパリでル・コルビュジエやレジェの影響を受ける。1919年「壁画」シリーズを発表し、’20年代後半は機械やスポーツを主題とし、’36年以降は構成的な抽象に移行する。’33年ナチスに追放されるが、’46年シュトゥットガルト美術学校教授となる。立体派的フォルム特異の生命感を与える作風を創造し、ドイツの抽象絵画、構成主義を主導し、第二次世界大戦後のドイツ美術復興に大きな足跡を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報