ヴィルヘルムウーデ(英語表記)Wilhelm Uhde

20世紀西洋人名事典 「ヴィルヘルムウーデ」の解説

ヴィルヘルム ウーデ
Wilhelm Uhde


1874 - 1947
ドイツの美術史家,美術蒐集家。
フリーデベルク生まれ。
ミュンヘンフィレンツェで美術史や法律を学ぶ。その後1903年からはパリ定住。アンリ・ルソーについての最初の伝記(’10年)を書き、セラフィーヌ、ヴィヴァン、カミーユ・ボンボアを発見。初めて「素朴画家」の概念をたて、またピカソ、ブラック、ローランサン等に注目した人々の最初の一人でもある。主著に「Cinq maîtres primitifs,Rousseau,Bauchant,Bombois,Séraphine,Vivin」(’48年)がある。パリで没。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android