20世紀西洋人名事典 「ヴォイチェフプライシグ」の解説
ヴォイチェフ プライシグ
Vojtéch Preissig
1873.7.31 - 1944.6.11
チェコスロバキアの画家,版画家。
ビーリナ生まれ。
大学卒業後、パリに留学し、ミュシャのアトリエで活動。1903年帰国。アール・ヌーヴォー色の強いイラスト、版画を製作する。’10〜26年アメリカに滞在し、幾何学的要素のある抽象画家として活躍し、一方で、タイポグラフィに関心を示す。代表作に「装飾的描写のシリーズ」(’05〜15年、プラハ国立美術館蔵)などがある。ダッハウ強制収容所で亡くなる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報