20世紀西洋人名事典 の解説
ヴォルフガング サワリッシュ
Wolfgang Sawallisch
1923.8.26 -
ドイツの指揮者,ピアニスト。
スイス・ロマンド楽団常任指揮者。
ミュンヘン生まれ。
幼少の時からピアノのレッスンを受け、後に理論と作曲も学び始めた。音楽学校卒業後、アウグスブルク、アーヘン、ウィースバーデン、ケルンの各歌劇場の指揮者、音楽監督を歴任した。’57年バイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮し、同音楽祭史上最年少指揮者として話題になった。’60年以降ウィーン交響楽団、ハンブルク・フィルハーモニーの指揮者を兼ね、コンサート指揮者としても実績を重ねた。’67年NHK交響楽団名誉指揮者に就任し、’71年バイエルン国立歌劇場音楽総監督となる。ピアニストとしても有名で室内楽や伴奏で活躍する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報