ヴォルムスの帝国議会

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヴォルムスの帝国議会」の解説

ヴォルムスの帝国議会(ヴォルムスのていこくぎかい)

ヴォルムスで開かれた帝国議会で,特に有名なものは以下二つ。(1)1495年,マクシミリアン1世が召集したそれは,永久国内平和令の発布などにより帝国改造運動頂点をなす。(2)1521年,カール5世が召集したものは,ルターを喚問して福音主義的な教義撤回要求,しかしルターの拒否によりドイツの領邦的宗教改革に決定的な方向を与えた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android