一両日(読み)イチリョウジツ

デジタル大辞泉 「一両日」の意味・読み・例文・類語

いちりょう‐じつ〔イチリヤウ‐〕【一両日】

1日または2日。いちにちふつか。
[類語]数日

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一両日」の意味・読み・例文・類語

いちりょう‐にちイチリャウ‥【一両日】

  1. 〘 名詞 〙いちりょうじつ(一両日)
    1. [初出の実例]「其の後、一両日を経て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)
    2. 「一両日(イチリャウニチ)の間、胸が閉塞(つかへ)食事が進まなかった」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

いちりょう‐じつイチリャウ‥【一両日】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一日または二日。一、二日。いちりょうにち。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 特に、今日と明日をさしていう。主として「一両日中」として使う。
    1. [初出の実例]「一両日のうちに雨ふらんか」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉一)

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