一壺千金(読み)いっこせんきん

精選版 日本国語大辞典 「一壺千金」の意味・読み・例文・類語

いっこ【一壺】 千金(せんきん)

  1. 難船のときには、一つひさご浮き袋代用になって千金価値がある。つまらぬ物でも時を得ると貴重になることのたとえ。
    1. [初出の実例]「蚫(あわび)がらに藁火もりてさし出したる、一瓠(イッコ)千金のたとへも此時をいふにや」(出典俳諧鶉衣(1727‐79)前)
    2. [その他の文献]〔鶡冠子‐学問〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む