精選版 日本国語大辞典 「一字平出」の意味・読み・例文・類語 いちじ‐へいしゅつ【一字平出】 〘 名詞 〙 文中に、天皇または貴人の名前、称号などの字のあるとき、その人に対する敬意の表われとして、その一字を次の行へ上げ出して、他の行の頭と同じ高さに書くこと。→一字缺・一字台頭。[初出の実例]「吾邦のむかしは、一字平出と一字空までなり」(出典:随筆・南留別志(1736)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例